歯周病Q&A

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歯周病とは、どんな病気ですか?

歯と歯ぐきの境目に付着した歯垢(プラーク)に含まれる歯周病菌が毒素を出し、歯ぐきや歯槽骨に炎症を引き起こす病気です。放置すると歯周組織の破壊が進み、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。歯肉に炎症が起きた状態を歯肉炎、歯槽骨にまで炎症が拡がった状態を歯周病といいます。歯周病は気づかないうちに進行するといわれるほどに自覚症状に乏しいため、定期検診で早期発見・早期治療を目指すことが大切です。

歯周病は何歳位から起こりますか?

歯周病の前段階である歯肉炎は幼少期から起こる可能性があります。そのため、子どもの頃から正しい歯磨きや歯科医院での定期検診、メンテナンスなどを習慣付けることが大切です。

歯周病はどのように予防しますか?

歯周病菌が潜む歯垢を歯磨きで徹底的に除去するとともに、定期的に歯科医院でスケーリングやルートプレーニングを受けて、歯石を除去することで予防できます。また、セルフケアの質を高めるために、ブラッシング指導を受けることも有効です。

歯周病は治りますか?

歯周病は、日々の丁寧な歯磨きと定期的なメンテナンスを継続すれば治療できます。しかし、何度でも再発する可能性があるため、セルフケア・プロフェッショナルケアは続けなければなりません。歯肉や歯槽骨は歯周組織再生療法によって回復が期待できますが、あまりにも進行している場合は抜歯を余儀なくされる恐れがあります。

タバコは歯周病に影響するって本当ですか?

タバコを吸うと血管が収縮することで、歯肉が血行不良になります。その結果、歯周病菌に対する抵抗力が低下し、重症化しやすくなります。また、歯肉の組織細胞や血管の健康を保つために欠かせないビタミンCが大量に消費されることも、歯周病のリスクが高まる要因です。

歯周病と診断されたら、どうすればいいですか?

歯周病と診断されたら、速やかに治療を受けることが大切です。歯肉や歯槽骨は一度失うとなかなか回復しません。少しでも歯を長持ちさせるためにも、歯周病はなるべく早く治療することが大切です。当院では、歯周ポケットの深さの測定やレントゲン検査など、さまざまな検査を用いて歯周病の状態を調べ、患者さまに適した治療計画を立てております。

歯周病になりやすいタイプの人はいますか?

遺伝的に歯周病のリスクが高い方、生活習慣が乱れている方などは歯周病になりやすいといわれています。

歯周病の治療はどのくらいの期間がかかりますか?

早期治療であれば数ヶ月で完治しますが、歯周病は何度でも再発する可能性があるため、定期的にメンテナンスと検診を受けていただくことが大切です。中等度以上の歯周病の治療は長期にわたる場合が多いです。

歯周病の予防はどうすればよいですか?

歯周病の原因である歯垢を歯磨きで取り除きつつ、定期的にメンテナンスと検診を受けることで発症リスクを抑えられます。歯垢は食後8時間程度で作られ始めるため、その日のうちに除去してしまうことが大切です。また、歯ブラシだけではなく、歯間ブラシやデンタルフロスなども使用して、お口の中をすみずみまできれいにしましょう。

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